神戸付近の山はコナラ林など落葉樹が多いがもともとはこのアラカシなどの照葉樹林が極相である。放置されてきた山などでアラカシは多く見る。公園や庭などに植栽されることも多い。葉がやや大きく鋸歯が粗いので名がついた。樹皮は暗緑色を帯びた灰色、本年枝は淡緑紫色をしている。葉は互生、1.5~2.5cmの葉柄がある。葉は倒卵状長楕円形で革質。先端は鋭くとがり基部は広いくさび形。上半部には粗い鋸歯がある。裏面は絹毛が密生して灰白色。雄花序は新枝の下部の鱗片の腋から垂れ下がる。雌花は新枝の中部の葉腋からでた短い柄の上に2~3個つく。堅果は長さ2cmほどの卵球状で花が咲いた都市の秋に成熟する。殻斗は円状の環が6~7個並んでいる。 |
果実の季節 平成21年10月19日 神戸 |
雄花序 平成19年4月30日 神戸 |
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雄花 平成22年4月24日 神戸 |
雌花 平成22年4月24日 神戸 |
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新葉ができてきている 平成21年4月6日 神戸 |
新芽 平成19年2月12日 神戸 |
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熟した堅果 平成21年12月6日 神戸 |
葉の裏面 平成21年10月17日 神戸 |
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幹 平成21年12月20日 神戸 |
葉 平成21年12月20日 神戸 |
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多数の芽生え 平成21年10月4日 神戸 |
シラカシとならんで生えている 平成14年2月26日 神戸 |
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