乾燥した尾根や斜面で見る。乾燥的な気候の神戸付近では多く見る木である。高さ15mほどになる落葉古木。樹皮は灰色褐色でざらざらする。。老木になると縦に細長い裂け目がはいる。枝は紫黒色で白色の皮目が散在する。葉は互生、葉は卵形または楕円形、先端は短くとがり縁には重鋸歯がある。はじめは両面に軟毛が散在するが、のちに無毛。葉を触るとうすいビニールのように感じる質である。葉柄は長さ1~2cmで赤みを帯びる。枝先に複散房花序を出し、直径1~1.5cmの白い花を5~20個つける。花弁は円形で平らに開く、花弁は5枚、おしべは約20個、花柱は2個。ナシ状果の果実は10~11月に赤く熟す。そのいとき白色の皮目が散在して白っぽい。実が小さく形がナシの実に似ているところから名づけられた、別名のハカリメ(秤目)は、黒っぽい若い枝に目立つ。白い皮目が秤の目盛りのように見えるところからついた。 |
花咲く様子 平成21年5月6日 神戸 |
花 平成21年4月30日 神戸 |
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白く輝く花の光景 平成13年4月30日 東播磨 |
満開の花 平成21年5月6日 神戸 |
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膨れてきた実 平成21年8月3日 神戸 |
色づいた実 平成15年11月15日 東播磨 |
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葉 平成21年4月30日 神戸 |
葉の裏 平成21年4月30日 神戸 |
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小さな実が熟した光景 平成20年12月2日 神戸 |
紅葉した葉 平成14年11月10日 東播磨 |
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幹 平成21年4月30日 神戸 |
冬芽 平成20年12月2日 神戸 |
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