山地の日当たりのよいところでよく見る。つる状に伸びた茎や枝には紅紫色の長い腺毛が密生し長さ4~8㎜の細い刺がある。この様子を海老の殻に見立て名がついた。葉は互生、葉は長さ10~20cmの奇数羽状複葉。1年目の茎には小葉が2対あるものが混じるが、花がつく枝の葉は小葉が1対である。小葉のふちには欠刻状の鋸歯がある。裏面は白い綿毛が見うっ生し、脈上と葉柄には腺毛と刺がある。枝先に淡紅紫色の花が数個つく。花弁は直立する。ガクの外面には腺毛が密生し軟毛もまじる。果実は8月に熟す。 |
3出複葉の葉が互生する 平成20年6月28日 神戸 |
密生する綿毛で白い葉の裏 平成20年6月28日 神戸 |
|
|
|
|
花弁が直立する花 平成21年7月5日 神戸 |
実 平成20年6月28日 神戸 |
|
|
|
|
腺毛と細い刺が多い茎 平成20年6月28日 神戸 |
全景 平成20年6月28日 神戸 |
|
|
|
|
大きな葉、小さな花 平成21年7月5日 神戸 |
|
|
|
|
|
|