山の雑木林や谷間などに多い。幹はよく分枝する。株立ち状になることも多い。樹皮は暗茶褐色、葉は互生、卵形で先端はとがり基部はくさび形、ふちの鋸歯は鈍く少ない。新枝の先に白い花が1~6個垂れ下がってつく。花柄は2~3cm、花冠は」約2.5cm、5深裂する。雄しべは10個、雌しべは雄しべより長い。枝先にバナナ状のものが花びら状に開く実のようなものがたくさんつくことがある。これはエゴノネコアシアブラムシの虫えいでエゴノネコアシとよばれる。 果実の皮に辛さとあくがあり、のどを刺激するほどえごい(えぐい)ことからエゴノキとついたといいます。別名のロクロギは、材を唐傘の轆轤(ろくろ:傘の柄につけて傘の骨を集めて開閉するしかけ)に使ったことからついた名前といわれます。初夏のころ小枝の先に、ネコアシ(猫足)と呼ばれる白色の虫こぶをよく見かけます。(名前といわれ木の写真図鑑2 杉村 昇著 偕成社) |
満開の木 平成21年5月23日 北阪神 |
花はぶら下がっている 平成21年5月23日 神戸 |
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つぼみ 平成14年5月11日 神戸 |
花と葉 平成16年5月23日 神戸 |
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熟してきた実 平成19年9月8日 神戸 |
虫えい(エゴノネコアシ) 平成12年7月8日 神戸 |
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幹 平成21年3月21日 神戸 |
冬芽 平成21年3月21日 神戸 |
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花咲く光景 平成21年5月23日 神戸 |
株立ちの幹 平成21年5月2日 神戸 |
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