イヌガシ
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 クスノキ科  シロダモ属
漢字  犬樫 種類  常緑高木
 高さ10mほどになる
 雌雄別株
 樹皮は灰黒色、小さな丸い皮目が多い  互生 枝先に集まってつく
 薄い革質で光沢がある
 長さ5~12cm、幅2~4㎝の倒卵状長楕円形、先は少しつき出る。基部はくさび形
 縁は全縁、表面は光沢があり、3脈が目立つ
 裏面はロウ質におおわれて粉白色
 葉柄は長さ2~2.5㎝
 花期 3~4月
 葉腋や小枝の下部の葉痕から小さな暗紅紫色の花が密集して咲く
 1個の花序に3~9個の花がつく、花はほとんど無柄
 雄花には雄しべ6本と雌しべ1本ある、雌しべの柱頭は2裂するが小さく不稔
 雌花には小さな退化雄しべ6本あるが葯がない、雌しべ1本、柱頭は頭状
果実  液果 長さ1㎝ほどの楕円形
 10~11月に黒紫色に熟す
分布  本州(巻頭地方南部以西!)、四国、九州、沖縄 別名  マツラニッケイ 
山地のやや乾いたところに多く生える
雌花序がついている        平成18年4月13日  神戸 葉が茂っている          平成18年4月13日  神戸
雌花               平成21年3月29日  神戸 雄花序               平成22年3月27日  神戸
幹               平成21年3月29日  神戸 林に生える            平成21年3月29日  神戸 
枝の先に輪生状につく葉      平成22年1月17日  神戸 ロウ質におおわれて粉白色の葉の裏   平成21年12月6日  神戸