イタビカズラ
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                    ブログのイタビカズラの果嚢
 クワ科  イチジク属
漢字  イタビ葛 種類  常緑つる性木本
花期  6~7月 果嚢の中で花が咲く 雌雄別株 果実  9~11月に黒紫色に熟す 直径約1cmの球形
分布  本州(福島、新潟県以西)、四国、九州、沖縄  
山地の林内や林縁に生える常緑で木質のつる植物。幹の長さは2~6m位。幹は分枝し下部ははって気根を下し木や石につく。樹皮は黒褐色、若い枝には細毛がある。枝や葉を折ると白い乳液が出る。イヌビワの別名をイタビという。つる性のイヌビワと見立てて名がついた。葉は互生、1~2.5cmの葉柄がある。葉は淡緑色で長楕円状被針形で先端は長くとがり基部は円形。葉は全縁で質は厚い。葉裏は白粉色を帯び葉脈が浮き出る。葉腋に1~2この無柄で球状の花嚢をつける。花嚢の中で花が咲く。コバチの助けを借りて受粉する。果嚢は直径約1cmの球形。神戸付近では果嚢をつけない個体が多い。
木に登っている         平成21年1月5日  神戸 果嚢            平成21年12月26日   神戸
幹の樹皮は黒褐色色     平成21年12月28日  神戸 気根を出して石につく    平成21年12月28日  神戸
葉            平成21年12月26日   神戸 葉脈が浮き出る葉の裏     平成21年12月26日   神戸 
花嚢           平成19年6月10日   神戸 機を乗っ取っている        平成21年1月5日  神戸
覆い尽くす          平成21年1月5日  神戸 よじ登っている         平成19年2月28日   神戸