山地の林内や林縁に生える常緑で木質のつる植物。幹の長さは2~6m位。幹は分枝し下部ははって気根を下し木や石につく。樹皮は黒褐色、若い枝には細毛がある。枝や葉を折ると白い乳液が出る。イヌビワの別名をイタビという。つる性のイヌビワと見立てて名がついた。葉は互生、1~2.5cmの葉柄がある。葉は淡緑色で長楕円状被針形で先端は長くとがり基部は円形。葉は全縁で質は厚い。葉裏は白粉色を帯び葉脈が浮き出る。葉腋に1~2この無柄で球状の花嚢をつける。花嚢の中で花が咲く。コバチの助けを借りて受粉する。果嚢は直径約1cmの球形。神戸付近では果嚢をつけない個体が多い。 |
木に登っている 平成21年1月5日 神戸 |
果嚢 平成21年12月26日 神戸 |
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幹の樹皮は黒褐色色 平成21年12月28日 神戸 |
気根を出して石につく 平成21年12月28日 神戸 |
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葉 平成21年12月26日 神戸 |
葉脈が浮き出る葉の裏 平成21年12月26日 神戸 |
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花嚢 平成19年6月10日 神戸 |
機を乗っ取っている 平成21年1月5日 神戸 |
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覆い尽くす 平成21年1月5日 神戸 |
よじ登っている 平成19年2月28日 神戸 |
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