ウバメガシ
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 ブナ科  コナラ属
漢字  姥目樫 種類  常緑低木~高木
 高さ3~5m、高さ10mほどになるものもある
 雌雄同株
 樹皮は黒褐色
 樹皮面は若木は平滑だがやがて裂目が入り、老木は縦に浅く裂ける
 よく枝分かれする
 互生
 長さ3~6㎝、幅2~3cmの楕円形で厚い革質、表面は光沢がある
 縁に鋭い小さな鋸歯がある
 葉柄の長さは5㎜ほどで褐色の毛がある
 花期 4~5月 雌雄同株
 新葉の展開と同時に開花する
 雄花序は長さ2~2.5cm、新枝の下部から垂れ下がる
 雄花の花被は直径2.5㎜、雄しべは4~5本
 雌花は新枝の上部の葉腋に2(1の場合あり)個つく
 雌花は柄があり花柱は3本
果実  堅果
 長さ約2cmの楕円形
 翌年の秋に成熟する
分布  本州(神奈川県以西の太平洋側)、四国、九州、沖縄 別名  バベ、イマメガシ、ウマメガシ
海岸沿いの日当たりのよいやせ地に生える。神戸ではかなり内陸部の山で見ることがある。兵庫県中部の西脇市の山で広範囲に自生しているところがある。そこまで海が入りこんでいた。と考えられている。生長が遅く切り込みに強いので街路樹や生け垣によくつかわれる。材はかたくて高級な炭の備長炭の幻聴としてとくに有名である。
照葉樹林をつくる         平成20年1月5日  神戸 海岸地帯で生える様子        平成20年1月5日  神戸
光沢がある葉          平成21年12月23日  神戸 葉の裏            平成21年12月23日  神戸
花咲く光景             平成22年5月6日  神戸 雄花序(雄花)          平成22年5月6日  神戸
雌花                平成22年5月6日  神戸 翌年の秋に膨れてきた実   平成14年10月5日  東播磨
熟してきた果実   平成16年11月7日  神戸 芽生え           平成20年1月5日  神戸
原生林内に生える様子   平成22年3月27日  神戸 縦に割れ目が入った樹皮  平成21年12月23日  神戸