ウラジロガシ
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 ブナ科  コナラ属
漢字  裏白樫 種類  常緑高木、雌雄同株
 高さ20mほどになる
 直立する
 樹皮は灰黒色でなめらか、円形の白っぽい皮目が散生する
 互生
 長さ9~15cm、幅2.5~4cmの長楕円状被針形で先は鋭くとがり、基部は広いくさび形、、葉身の3分の2以上にはとげのように鋭い鋸歯がある
 質はうすい革質、表面は光沢がある
 裏面はロウ質を分泌して粉白色で光沢がある
 葉柄は長さ1~2cm
 花期 5月  雌雄同株
 雄花序は長さ5~7cmで、新枝の下部から数個垂れさがる
 雄花は苞のわきに1~3個ずつつく、雄蕊は3~6個
 雌花序は新枝の上部の葉腋に直立し、雌花が3~4個つく。花柱は3個
果実  堅果 長さ1~2cmの広卵形で、翌年の秋に成熟する
 
分布  本州(宮城県、新潟県以西)、四国、九州、沖縄  
葉の裏が白く(粉白色)よく目立つことから名がついた。山地でかなり多くあるが、落ちた葉の裏のロウ質の白さで気づくことが多い。
花が咲いている          平成22年6月7日  神戸 新葉が美しい            平成15年5月25日  神戸
光沢がある葉             平成18年3月11日  神戸 粉白色で光沢がある葉の裏   平成21年6月14日  神戸
葉腋から出ている雌花序   平成22年6月19日  神戸 たくさんの雄花序           平成22年6月7日  神戸 
花柱3本出ている雌花        平成22年6月19日  神戸 雄花                   平成22年6月7日  神戸
ふくれてきた実          平成22年10月10日  神戸 実                   平成22年12月28日  神戸
幹              平成21年12月23日  神戸 表面と裏面の葉          平成21年5月30日  神戸