ウスノキ
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 ツツジ科  スノキ属
漢字  臼の木 種類  落葉低木
 高さ0.5~1.57mぐらい
 樹皮は褐色
 枝はよく分枝し、開出する
 若い枝は細く緑色で、白い細毛がある
 互生
 葉身は長さ2~5cm、幅1~2.5.㎝の卵状楕円形または広被針形
 縁には細かい鋸歯がある
 裏面には短毛が生え、主脈には白い毛がある
 柄はごく短い
 花期 4~6月
 前年枝の葉腋に赤みを帯びた黄緑色の花を2~3個下向きにつける
 花冠は長さ6~7㎜の鐘形、浅く5裂し、裂片はそり返る
 ガク筒は広鐘形で緑色、5個の稜がある
果実  液果
 直径8㎜の卵状球形で、5個の稜がある
 7~9月に赤く熟す
 種子は長さ長さ約1mm
 実は食べられる
分布  北海道、本州、四国、九州(北部) 別名  カクミノスノキ コバウスノキ
名前のいわれ  実が臼の形に似ているから
 カクミノスノキは角実のスノキの意味で、角ばった実の形から
痩せた明るい林内で見る。神戸付近ではスノキと比べて非常に少ない。スノキによく似ているが葉をかんでも酸味が少ない
熟した液果          平成19年9月8日  神戸 枝はよく分枝し広がる        平成21年7月6日  神戸
ガクは緑色で稜がある      平成21年4月27日  東播磨 5稜がる熟した実      平成16年8月8日  神戸
花           平成21年4月27日  東播磨 若い実           平成21年7月6日  神戸 
卵状楕円形の葉       平成21年7月6日  神戸 樹皮は褐色       平成21年7月6日  神戸
若い枝には白い細毛が目立つ  平成21年7月6日  神戸