山地の湿り気の多い谷間に生える高さ10見状になる落葉高木、樹皮が赤みを帯び材がかたいので名がついたといわれる。樹皮は老木になるとうすくはがれる。花は葉が展開する頃に開花する。黄緑色の小さな花が集まってつき花柄には長い毛がある。花被片はふつう6個、雄花の雄しべはふつう6個。果実は1.2〜1.5の柄をもち柄は懇望状に太くなる。葉は互生、倒被針形で上部は細長くのび先端は鈍い、基部は葉柄に向かってしだいに細くなる。ふちは全縁。
クロモジ属であるので葉、材などいい香りがある。クロモジなどは実が黒く熟すが、本種は
赤く熟す。 |
黄色に紅葉 平成18年11月4日 神戸 |
葉と若い実 平成17年8月25日 神戸 |
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雌花 平成15年4月17日 神戸 |
雄花 平成22年4月11日 神戸 |
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赤く熟した実 平成15年9月23日 中播磨 |
老木の樹皮 平成20年11月23日 神戸 |
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花芽 平成17年2月5日 神戸 |
幹の様子 平成14年4月14日 東播磨 |
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