カラムシ
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 イラクサ科  カラムシ属
漢字  茎蒸 種類  多年草
 高さ1~2m、雌雄同株
 茎はやや木質化する
 短毛が密生する
  互生
 長さ10~15cmの広卵形で先は尾状にとがる
 縁に大きさのそろった鋸歯がある
 裏面は白い綿毛が密生して白っぽい
 花期 7~9月
 雌雄同株
 雌花序は茎の上部の葉腋につき、雄花序は茎の下部の葉腋につく
 雌花は筒状で短毛がある。雄花は4花被片で4本の雄しべがある
分布  本州、四国、九州、沖縄 別名  クサマオ、マオ 
昔からよく利用され栽培もされてきた。人里近くでよく見る。茎を蒸して皮をはぎ、繊維を採っていた。茎を幹、幹をからと読み、茎を蒸して利用することから名がついた。この繊維は長くて丈夫。この繊維は強靭でロープや網、消火ホースに使われる。この繊維を精製した糸で織った布が上布(じょうふ)、縮(ちぢみ)で、越後上布、越後縮、奈良晒などが有名である。茎と葉柄に短毛が密生する
大群落              平成23年6月28日  神戸 花咲く様子             平成18年9月17日  神戸
雌花序               平成23年9月19日  神戸 雄花             平成23年9月19日  神戸
葉                 平成23年7月28日  北阪神 葉の裏                平成23年6月28日  神戸
短毛が密生する茎と葉柄    平成23年6月28日  神戸 葉は互生               平成22年8月23日  神戸