花の形が桐の花に似ているところから名がついた。全草の大きさの割りに花が大きい。花の中で下にある目立つ2本の退化した雄しべをムシが押すと上の長い2本の雄しべが降りてきてムシの背中に花粉をつけるという実に巧妙な仕組みをもっている。葉は対生、三角状鉾形。茎の先に花穂を出し薄黄色の花を段につける。神戸では自生地は限られる。私が見るところは林床でキバナアキギリにとって暗くなりすぎているのでは。と気になっている。庭によく植えるサルビアが同属である。別名は葉の形が琴の弦を張る支柱、すなわち琴柱に似ているのでついた |
群落 平成18年10月8日 神戸 |
花(紫色の退化した雄しべが目立つ) 平成18年10月8日 神戸 |
|
|
|
|
鉾形の葉 平成18年9月26日 神戸 |
段状に花をつける花穂 平成18年10月8日 神戸 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|