やや湿った山地のゆるい傾斜地や谷に生える。茎は直立し樹皮は灰黒緑色で成木になるにつれて浅く裂ける。枝は水平に広がる。ミズキ科特有の枝の張り方で階段状の樹形になる、葉は対生(ミズキは互生)で枝先に集まってつき、ミズキより葉の幅は狭い。葉は長さ6〜15cm、幅3〜7cmの卵状長楕円形で先端は尾状にとがる。枝先に散房花序を出し、小さな黄白色の花を見つにつける。花弁は4枚、おしべは4本、花柱は1本。花序の枝は花のときは緑色だが実が熟すころには赤くなる。球形の果実は紫黒色に熟す。三重県熊野ではじめて発見されたからこの名がついた。春、枝を折ると水が出てくることからミズキの名がついた。 |
樹形 平成21年6月17日 神戸 |
水平に並ぶ花序 平成22年6月22日 神戸 |
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赤くなった花序の枝 平成21年8月20日 神戸 |
熟した実 平成20年9月7日 神戸 |
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花は花弁4枚 平成22年6月19日 神戸 |
幹 平成21年6月28日 神戸 |
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葉 平成22年6月19日 神戸 |
葉の裏 平成22年6月19日 神戸 |
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冬芽 平成22年1月4日 神戸 |
枝は水平にのびる 平成22年4月14日 神戸 |
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蜜を出して虫を呼ぶ 平成26年6月15日 神戸 |
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