暖地の山野に生える。シイ類などとともに照葉樹林を形成する。わが兵庫県の県の木である。高さ20m以上、幹の直径2m以上になる。古くから神社などに植えられ巨木になっているものも多く、ご神木として大切にされているものも多く見る。古くから葉や材から樟脳を取るために植えられたものが多い。本来自生かどうか疑問とされている。神戸近郊にはこのクスノキは化石として産出している。樹皮は黄褐色で縦に裂け目が入る。葉は互生し卵形~楕円形、両端ともとがる。薄い革質で表面に光沢があり、ちぎると強い芳香がある。新葉のわきから円錐花序を出し、小さな黄緑色の両性花をまばらにつける。 |
山で自生状態 平成20年1月5日 神戸 |
神社に植えれている巨木 平成20年3月24日 大阪 |
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クスノキの新緑 平成21年5月11日 神戸 |
花 平成21年5月11日 神戸 |
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花序の様子 平成21年5月11日 神戸 |
黒紫色に熟した実 平成21年12月6日 神戸 |
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縦に裂け目がはいる幹 平成20年1月1日 神戸 |
質は薄く革質の葉 平成21年1月31日 神戸 |
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新芽 平成21年1月31日 神戸 |
黒紫色に熟した液果 平成19年11月26日 神戸 |
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