シキミ
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 マツブサ科 (旧シキミ科)  シキミ属
漢字  樒 種類  常緑小高木 高さ3~5mになる
花期  3~4月 果実  9月に熟す  袋果が集まった集合果 猛毒
分布  本州(東北地方南部以南)、四国、九州、沖縄 別名  ハナノキ
山地の林床でよく見る。植栽されることも多い。墓前や仏前に供えられることが多い。幹は直立し、樹皮は黒褐色で皮目がある。葉は互生、枝の先にやや輪生状に集まる。葉は長楕円形で先は鈍くとがり全縁、革質で光沢がある。葉に油点があり傷つけると抹香の香りがする。葉腋に直径2~3cんで淡黄白色の花をつける。花弁は線形で10~20個ある。果実は袋果が集まった集合果、全体が有毒で、特に果実は猛毒。名は果実が猛毒のことから「悪しき実」である。それがシキミと訛化したという。
花咲く光景           平成22年4月13日  神戸 花                 平成18日4月13日  神戸
実            平成17年10月16日  神戸 革質で光沢がある葉      平成18日4月13日  神戸
花             平成21年3月28日  神戸 黒褐色の幹           平成16年2月21日  神戸 
林床をうめている      平成19年11月28日  神戸