平地や山野の半日影に生える。子どものころ家裏の空き地に生えているどくだみを意識的に残し薬草として利用していた。できもの、水虫、やけど、湿疹など薬効は幅広い。このことから「毒痛み」が転じて名がついたとか「毒溜め」から名がついたなどといわれる。ジュウヤク(十薬)という名もある。全草に独特の臭気がある。
4枚の白く花弁のように見えるのは総苞片である。黄色く突き出ているのが花穂である。花穂にはぎっしり花が集まっている。花には花弁はない。先が3裂した1本の雌しべと雄しべ3本から花ができている。葉は互生、心形で先はとがる。 |
先が3つに分かれている白い雌しべと黄色い葯を持つ雄しべ
平成18年6月11日 神戸 |
白い総苞片と花穂・つぼみ・葉
平成18年6月21日 神戸 |
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種ができています 平成17年8月1日 神戸 |
群落 平成16年6月12日 神戸 |
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