近年、荒れ地や切り崩した崖や土手などに群生しているのをよく見かける。庭などにも侵入している。台湾原産で台湾の固有種。台湾では海岸から海抜3000m以上の高地まで広く分布している。花はテッポウユリに似ている。このことから大正時代に観賞用として輸入され栽培されていた。これが野生化しているという。テッポウユリの花粉は黄色であるが本種は花粉が赤味を帯びる。花被片は6枚、白色で中肋に沿って赤紫色を帯びる。葉は細くて別名のホソバテッポウユリは納得である。テッポウユリとタカサゴユリの交雑種も出現している。これはシンテッポウユリといわれている。 |
赤紫色を帯びる花 平成16年8月23日 神戸 |
群生する様子 平成18年8月19日 神戸 |
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赤紫色を帯びる花 平成20年8月23日 神戸 |
細い葉 平成18年8月23日 神戸 |
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平成18年8月19日 神戸 |
茎と葉のつき方 平成18年8月19日 神戸 |
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枯れた果実 平成20年12月28日 神戸 |
薄くて軽い種 平成20年12月28日 神戸 |
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