常緑林内に生える、寺院などで植栽されることが多い。樹皮は灰褐色でなめらか、葉は互生、短い柄がある。長さ10〜17bm、幅4〜7cmの楕円形で先は短くとがる。ふちには鋭い鋸歯がある。革質で厚く表面は濃緑色で光沢がある。裏面は黄緑色で葉の裏をとがった枝などでなぞると黒い線がかける。こうして文字などをかいて遊んだ思い出がある。「ハガキの木」とも言われるが、昔、木の葉に文字を書いて手紙として利用されていた。葉に書くことからハガキという言葉がうまれた。現在でも切手を貼り郵送することができる。葉腋に集散花序をつけ緑黄色の小さな花を開く。ガクは4裂し、花弁は4個ある。雄花には雄しべ4本、雌しべには短い雄しべ4本と子房1個。果実は集まってつき赤く熟す |
赤くなった果実 平成21年11月30日 神戸 |
葉腋に多数の花が集まって咲く 平成21年5月11日 神戸 |
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雄花 平成21年5月11日 神戸 |
葉の裏に字が書ける 平成21年8月3日 神戸 |
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灰褐色でなめらかな樹皮 平成21年11月30日 神戸 |
常緑樹林内に生える 平成21年5月11日 神戸 |
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幼い木 平成21年11月30日 神戸 |
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