トチノキ
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 ムクロジ科 (旧トチノキ科)  トチノキ属
漢字  栃の木・橡の木 種類  落葉高木、雌雄同株
 高さ20~30m、太さ直径2mほどになる
 直立し高さ30mほどになる
 樹皮は黒褐色
 主枝は太く斜向上形にでる
 対生
 掌状複葉、葉柄は5~25cm
 小葉は5~9個、中央の小葉が最も大きく長さ13~30㎝、幅4.5~12cm、先は急に鋭くとがり、基部はしだいに細くなる。
 小葉柄はない
 花期 5~6月
 枝先に長さ15~25cmの円錐花序を直立し花を多数つける
 一つの花序に雄花、両性花がまじる、雄花が多く、両性花は花序の基部につく
 花弁は4個、白色で基部に淡紅色の大きな斑紋がある
 雄しべは7本花から長くつきだす
果実  蒴果
 9月ごろに熟す
 直径3~5cmの倒れる蘭城球形で表面にはいぼ状の突起が多い
 熟すと3裂し、中から1~2個の大形の種子を出す
分布  北海道(札幌市以南)、本州、四国、九州 日本固有   
名前のいわれ  昔、ある山村でこの木を栃ぐるみで守ったことから「土地の木」と呼び、それがトチノキの起源になったといわれる
山地の湿気の多い肥沃なところに自生している、兵庫県の北部では多いが神戸で自生は確認されていない。六甲山域でかなり大きな木を10本ほど見るが植栽起源なのかなぁ・・・。果実は灰汁抜きをしたあと、栃餅などにして食用にされる
花咲く様子           平成24年6月4日   神戸 主枝は太く斜向上形にでる    平成24年6月4日   神戸
雄しべは長くつきだす     平成24年6月4日   神戸 掌状複葉の葉        平成24年6月4日   神戸
つぼみができている     平成22年5月13日  神戸 若い実          平成14年8月17日  但馬 
黒褐色の樹皮         平成23年11月8日  神戸 冬芽           平成16年3月5日  東播磨
秋の樹林           平成23年11月8日  神戸