子どものころ「さ夏休みだ。今年の夏休みは植物標本をつくろう」と意気込んだことがよくあった。そのようなとき、真っ先に目に飛び込んでくる花は決まってブルーの美しい花のツユクサであった。そのようなことでツユクサがいつも夏休みの植物標本づくりの最初の材料となった。そしてツユクサの標本は上手く作ることができず、いつもつまずき夏休みの植物標本作りはでまともに完成できなかった。
この花は花びらは2枚のように見えるが実は3枚の花びらからできている。上の2枚の花びらは青色、下の1枚の花びらは小さくて白色である。舟形の大きな苞の中で花が次々とできている。朝早く開いた花は半日で解けて消えるようにしぼむ。この様子が花が露と消える感じだと考え名がついた。別名のボウシバナは大きな船形の苞の形を帽子に見立て名づけた。葉は対生。花を絞った青い汁は友禅の下絵を書くのに使われる。 |
下の花びらは白色 平成17年9月4日 神戸 |
群落 平成17年10月2日 神戸 |
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同時に2つの花が・・・・ 平成18年8月30日 神戸 |
苞の中で次々花ができています 平成18年8月26日 神戸 |
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色が薄い花 平成17年10月2日 神戸 |
白花とともに・・ 平成21年10月4日 神戸 |
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