ナンバンハコベ
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 ナデシコ科  ナンバンハコベ属
漢字  南蛮繁縷 種類  多年草
 つる状でよく分枝して他のものに寄りかかり伸びる
 縮れた毛がある
 対生
 長さ2~5cmの卵形
 裏面に毛がある
 花期 6~10月
 葉腋から花柄を出し横または下向きに花をつける
 花冠は約1.5cm
 花弁は5個、それぞれ離れていて、そり返り先は2裂する 
 子房が緑色で楕円球状で目立つ
 ガクは半球形に膨らんでいる

 
雌しべ1本。雌しべの先の花柱は3本
 雄しべは細く10本
果実  ほぼ球形の蒴果
 
肉質の液果状で黒く熟す
分布  北海道、本州、四国、九州 別名  ツルセンノウ
半球形にふくらんだガクの形がめずらしく、また5枚の花弁と花弁の間が離れた様子も加わって独特の形をした花である。花の様子が異国風に見える。ということで名がついたようである。しかし古来から日本で自生しているものである。茎葉つる状でよく分枝して伸びる。葉は対生、卵形。果実は球形で黒く熟す。山野に生える。
独特な花と実          平成21年8月26日  神戸 茎はつる状子   平成18年9月3日  神戸
若い花(花柱は3本)  平成18年9月3日  神戸 ガクが開いてきた         平成22年8月3日 神戸
実が膨れてきた     平成22年8月3日  神戸 黒く熟してきた     平成22年8月22日  神戸
熟した実         平成20年11月23日  神戸 葉は対生、葉腋から花柄が出る  平成21年8月26日 神戸 
つる状の茎が広がっている   平成22年8月22日  神戸 半球形のガク、茎に縮れた毛がある   平成18年9月3日  神戸