平成19年5月初旬、神戸市西部の高速道路のインターチェンジのすぐそばの造成したばかりの工業団地を通りがかったとき、黄色い見慣れぬ花が目に入った。「何だろう?」と、車を止め、近寄ってみると、黄色いキク科の花で葉はツメ状をしている。見たことがない花だった。周りをよく見ると近くにかなりの株数があった。図鑑を見ても確認できなかったです。ネットで問い合わせてみた。そこで、「それはナルトサワギクという帰化植物」だと教えていただいた。これは1976年に徳島県鳴門市ではじめて見つかった。そこでこの名がついた。高さは50cm~1mぐらい。葉は線状披針形、爪状披針形。少し多肉的で乾燥に耐える力がかなりあるようである。花冠はレモンイエローの舌状花が通常13個と多数の筒状花からできている。本草はアルカドイドを含み牛や馬などの家畜などに有害で、平成18年2月1日に環境省の特定外来生物に指定されてしまった。特定外来生物とは、海外起源の外来生物であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から指定されます。 |
花が咲く光景 平成19年5月3日 神戸 |
花 平成19年5月3日 神戸 |
|
|
|
|
綿毛 平成19年5月3日 神戸 |
線形の葉 平成19年5月3日 神戸 |
|
|
|
|
葉は少し多肉的 平成19年5月3日 神戸 |
|
|
|
|