この付近の山や林縁でよく見る。高木に巻きついて樹幹に達し花を咲かせている様子はまるでフジの大木が出現したかのように見える。私が子どものころ近くに生えているフジのつるを刈り取りこのつるを縄の代用として使っていた。実に便利なものだった。つるが巻く方向は上から見て右巻きである。花は紫色の蝶形花が多数集まって美しい総状花序をつくっている。葉は互生、奇数羽状複葉、小葉は5~9対ある。小葉は先がとがった卵形。果実にはビロード状の毛が生える。 |
フジがのぼる光景 平成19年4月29日 神戸 |
総状花序 平成19年4月24日 神戸 |
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奇数羽状複葉の葉 平成18年5月5日 神戸 |
蝶形花 平成19年4月24日 神戸 |
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冬芽 平成18年12月25日 神戸 |
つる状の幹 平成17年5月5日 神戸 |
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