ハナイカダ
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 科   ハナイカダ科 (旧ミズキ科) 属    ハナイカダ属
漢字  花筏 種類  落葉低木 高さ1から3m
 
雌雄別株
 幹  叢生し、丈夫で多数枝分かれする
 樹皮は緑色でなめらか、円形の縦長の皮目がまばらにある
 葉   互生
 葉身は広楕円形(長さ3〜16p、幅1.5〜6p)で先は鋭くとがり、基部は鈍形または広いくさび形。
 ふちに浅い鋸歯がある。鋸歯の先は禾状になっている
 表面は光沢がある
 両面とも無毛
 即脈は4〜5対
 葉柄は長さ1〜7p
 葉柄の基部に糸状に裂けた小さな托葉がある
 花期 4〜6月
 葉の主脈の中央付近に淡緑色の花をつける
 雄花は数個ずつつく、雌花はふつう1個、ときに2〜3個つく
 花は直径4〜5o、花弁は3〜4個
 雄花の雄蕊は3〜4個、花柱は退化している
 雌花の花柱は3〜4裂、おしべはない
 花柄は2〜3o
果実  核果 
 直径7〜10oの扁球形で葉の真ん中につく
 8〜10月紫黒色に熟す
分布  北海道(南部)、本州、四国、九州 別名  ヨメノナミダ、ママッコ
 名前のいわれ  葉をいかだにたとえ、中央の花を筏師(いかだを操る人)にたとえた    
 やや湿り気のある谷の林内などで見る。葉の上に黒い実が1個ぽつんとのっている様子を一度見るとだれも忘れない光景である。花のつく様子から花が葉の筏に乗っていると見られ名がついた。実にユニークな姿である。若葉を和え物やかき揚げにして食用にされた。
 雌花は1個ずつ付くことが多い  平成23年5月15日  神戸  雄花             平成23年5月15日  神戸 
 
   
雌花が2〜3個集まって咲くことがある  平成22年5月6日 神戸   柱頭が4裂している雌花       22年5月10日   神戸
   
 若い実           平成24年6月15日  神戸 黒く熟した実        平成17年8月1日  神戸
   
 冬芽は卵形            平成25年1月30日  神戸 緑色で皮目がある樹皮     平成25年1月30日  神戸 
       
 花咲く光景          平成23年5月15日  神戸 葉痕が多数ある枝         平成25年1月30日  神戸 
   
裏面は白緑色    平成23年5月15日  神戸  鋸歯の先は禾状   平成22年5月15日  神戸
   
叢生する幹   平成22年6月16日  神戸 実がふくれてきている    平成16年6月12日  神戸