ヘラオオバコ
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 オオバコ科  オオバコ属
漢字  箆大葉子 種類  多年草または1年草
 茎   根茎は太くて短い  葉 根茎に束生している
 細長い、長さ10~20㎝、幅1.5~3㎝のへら形(披針形で先がとがる)
基部はしだいに狭くなって細長い柄になる
裏面脈状や葉柄に長い毛が散生する
 花期 6~8月
 
葉の間から高さ20~70㎝の花茎を伸ばし、小さな花を穂状につける
 花序ははじめ円錐形でのちに円柱形になり、太く、幅1~1・7㎝
 花冠は白色、下半部が筒形で先は4裂・おしべは4本
 雌しべが先に熟し上がり、追いかけるように長い雄しべが熟し上がっていく
 葯は淡紫色
果実  蓋果
分布  ヨーロッパ原産 江戸時代末期に渡来したとされている  
 名前のいわれ  葉の形がへら形をしているところから    
やわらかい細長い葉の様子は踏まれても強いオオバコとはずいぶん違う。花穂の下から咲き上がってくる花の様子もオオバコと比べて花穂の長さの割りにしべが目立ち様子が違う。新しくさわられた土手などで見かける帰化植物である。
全体の様子          平成24年6月23日  神戸 咲き乱れる花         平成19年6月10日  神戸
花穂を咲き上がる花     平成23年7月21日  神戸 へら形の葉        平成23年7月21日  神戸
 はじめ花穂は円錐形       平成20年5月12日  神戸 まず下から雌しべが伸びてきた   平成23年7月21日 神戸 
   
   
雄しべが下から伸びてきた   平成25年7月9日  神戸 花が咲き上がり果実ができてきた  平成24年6月23日 神戸
   
葉の裏             平成23年7月21日  神戸