ヒトリシズカ
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 センリョウ科  センリョウ属
漢字  一人静 種類  多年草
 高さ20~30㎝
 根茎は短く、横にはい、節から数本~多数の茎を直立する
 暗緑紫色で数個の節(各節に2個の鱗ペン葉)がある
 対生、茎頂に4枚の葉が輪生状(2枚ずつ対生)についている 
 
長さ5~12cm、幅3~7㎝の長卵形で先は急にとがる。ふちに尖った鋸歯がある。
 質はうすく、無毛で表面はやや光沢がある
 葉柄は長さ0.5~1.5cm
 花期 4~5月
 葉が展開する前に茎頂に長さ3cmほどの密に花をつけた総状花序を出す総状花序を出す
 花は花弁もガクもない。3本の雄しべは基部で合着している。花糸は白色糸状、花糸の基部に黄色の葯がつく雌しべは小さい
分布  北海道、本州、四国、九州 別名  ヨシノシズカ 
名前のいわれ  源義経の側室、静御前は白拍子の出。白い花が4枚の葉の間から咲く様子を、その静御前の舞姿になぞられてつけられたという
花が咲きだした群落        平成22年4月14日  神戸 花が満開の群落            平成21年4月13日  神戸
満開の花穂         平成22年4月14日  神戸 白い雄しべ花糸の基部に黄色の葯がつく 平成22年4月14日 神戸
4枚輪生のように見える対生の葉 平成21年4月13日  神戸 鱗片葉が見える茎      平成21年4月12日  神戸
花より先に葉が出る    平成22年4月14日  神戸 雌しべが見える雌性先熟なのか? 平成22年4月14日  神戸