神戸付近では自生していない、公園などに植栽されているものをよく見る。もともとは暖かい地方の沿岸に生える木である。幹が直立する、しばしば根もとから分枝して数本の幹が立っている場合がある。樹皮は灰黒色でなめらか、縦に白い筋が入る。葉は互生で枝先に集まりらせん状につきよく繁る。葉は長さ5~20cm、幅3~8cmの倒卵状楕円形で厚い革質、全縁で先端は短くとがる。葉柄は1~2.5cm、葉腋から上向きの長い穂状花序を出す。雄花序には雄花が多数つく、花被は皿状で6裂する。雄しべは12個、花柱は円柱形で3個、雌花序の上部にしばしば雄花がつく。 |
花咲く光景 平成22年6月16日 神戸 |
熟れた堅果 平成22年2月22日 神戸 |
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雄花 平成22年6月16日 神戸 |
雌花 平成22年6月16日 神戸 |
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花と昨年からの実 平成22年6月16日 神戸 |
膨れてきた昨年からの実と小さな今年の実 平成21年7月12日 京都 |
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幹 平成22年6月16日 神戸 |
全縁の葉 平成22年6月16日 神戸 |
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葉の裏 平成22年6月16日 神戸 |
全景 平成21年7月12日 京都 |
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