マツムシソウ
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 スイカズラ科 (旧マツムシソウ科)  マツムシソウ属
漢字  松虫草 種類  2年草
 日当たりのよい山地の草原に生える
 直立し高さ60〜90cmになる
 上部で枝分かれして枝が対生に出る
 対生し有毛
 長さ10〜20cm、幅4〜7cmの被針形〜卵形で羽状に裂ける。
 頂羽片は特に大きい
 裏面は白緑色
 花期 8〜10月
 長柄の先に直径3〜5cmで青紫色の頭花を上向きにつける
 周辺部の花は花冠が5裂する。中心部の花は筒状花
分布  北海道、本州、四国、九州  兵庫県絶滅危惧種Aランク
 神戸市絶滅危惧種Aランク
山陰などで雑草状態で群れて多く生えているのを見たことがあるが、兵庫県では兵庫県絶滅危惧種Aランクである。手入れされ続けている日当たりのよい草原が少なくなってきているのが大きな原因だと思う。全草に軟毛がある。マツムシ(現在のスズムシ)の鳴くころに花が咲くから名がついた。という説もある。
日当たりのよい草原で   平成21年9月26日  神戸 頭花(5裂する周辺部の花は特異)   平成16年8月16日  蒜山
全草に軟毛がある        平成16年8月16日  蒜山 群落          平成16年8月16日  蒜山
つぼみ           平成16年8月16日  蒜山 頭花は長柄の先につく     平成21年9月26日  神戸
茎葉          平成21年9月26日  神戸