ミツマタ
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ブログのミツマタが春を
科
ジンチョウゲ科
属
ミツマタ属
漢字
三椏 三又
種類
落葉低木
幹
樹皮は灰色、縦の筋がある
幹は直立し、本年枝はかならず三つ又になってでる。
高さ2mほど
葉
互生
長楕円形または披針形(長さ5~20㎝、幅2~5㎝)
先は鋭形、基部は長いくさび形、ふちは全縁
両面に絹毛があり、とくに裏面に多い
長さ5~10㎝の柄がある
質は薄い
花
花期 3~4月 葉の展開前に開花する
枝先の頭状花序に小さな花が30ほどつく
両性花
花弁はない、ガクが目立つ
ガク筒は長さ8~15㎜、先は4裂する
ガク片の内面は鮮黄色、外面は絹毛が密生する。
雄しべ8個
果実
核果
6~7月に緑色に熟す
分布
中国~ヒマラヤ原産。室町時代に渡来した
名前のいわれ
枝が3つに分かれてでることから
和紙の原料として本州(関東地方以西)、四国、九州で栽培されてきた。紙幣に昔から使われている。特に中国地方、四国地方に多い、兵庫県の山間部も多い。野生化しているものが多い。半球形の樹形をつくる。皮を剥いだ枝は生け花によく利用される。花が赤い園芸種をアカバナミツマタという。
林縁で花咲く 平成16年3月27日 丹波
ガク筒の先は4裂する 平成15年3月16日 東播磨
秋に花芽ができる 平成24年10月10日 中播磨
緑色の核果 平成24年6月13日 神戸
樹皮 平成24年10月10日 中播磨
三つ又になる枝 平成29年1月26日 神戸
葉の裏と花芽 平成24年10月10日 中播磨
特徴的な葉芽 平成29年1月26日 神戸
アカバナミツマタ(植栽) 平成15年3月16日 東播磨
花咲く光景 平成24年4月24日 神戸
冬の間に花の準備が進む 平成29年1月26日 神戸
葉の展開前に花が咲く 平成24年4月24日 神戸