日当たりのよい山地に生える。神社などで植栽されていることも多い。樹皮は灰褐色でなめらか。老木になると鱗片状にはがれ、根もとは平板状の支根が四方に出て板根状になる。枝は細くよく茂る。葉は互生、1cmぐらいの柄があり、長楕円形で先端は尾状に長くとがる。基部はまるく基部から3本の脈が伸びている。ふちには鋭い鋸歯があり、側脈は鋸歯の先端に達する。葉は両面ともざらつく。落葉を集め乾かしたもので木の置物などをみがくのにつかった。しみ、汚れを剝(む)きとるところからムクノキの長あるという説もある。雄花は新枝の下部に集まってつき、雌花は上部の葉のわきに1~2個つく。果実の果肉は干し柿のような味でおいしい。 |
実の時期の様子 平成21年10月18日 神戸 |
花咲く様子(雄花序) 平成22年5月6日 神戸 |
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雄花 平成22年5月6日 神戸 |
雌花 平成22年5月9日 神戸 |
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実と葉の様子 平成21年10月18日 神戸 |
黒紫色になった熟した実 平成15年10月15日 東播磨 |
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若い幹 平成21年4月30日 神戸 |
板根状になった根もと 平成14年1月6日 神戸 |
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葉 平成21年4月30日 神戸 |
葉の裏 平成21年4月30日 神戸 |
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色づいた葉 平成19年12月24日 神戸 |
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