ヤブカンゾウ
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 ススキノキ科 (旧ユリ科)  ワスレグサ属
漢字  藪菅草 種類  多年草
 茎  根茎から横につるを出して繁殖する  葉  根出する
 広線形(長さ40~60㎝、幅2.5~4㎝)で2列に重なり合ってでて途中から折れて下に垂れる
 花期 7~8月
 高さ0.8~1mの花茎を伸ばし茎頂に花を数個つける
 花は漏斗状で赤橙色、直径約8㎝
 雄しべと雌しべの多くは花弁状になっている
 朝開いて夕方にしぼむ一日花
果実 結実しない
分布  北海道、本州、四国、九州 別名  オニカンゾウワスレグサ
 名前のいわれ  ノカンゾウよりも人家の周辺に生えることから    
 土手やあぜ、林縁の草原などに生える。花は八重咲きで雄しべも、雌しべも花弁状になっている。結実しない。根茎で増えている。有史以前に中国から帰化したと考えられている。万葉集の「忘れ草 我が紐につく 香具山の 古(ふ)りにし里を 忘れむがため (大伴家持)」の「忘れ草」とはこのヤブカンゾウだと考えられている。花は一日花。若葉は炒め物などの料理、花は三杯酢漬けに向く
 多くのしべが花弁状になっている  平成24年7月8日  神戸 群落            平成22年7月5日  神戸
   
平成22年7月5日  神戸        しべの花弁化の様子は花により多様である          平成22年7月5日  神戸
   
群落の花             平成25年7月31日  神戸  一日花で日ごとに咲きだしていく   平成24年7月8日 神戸
   
 途中から折れて下に垂れる葉   平成22年7月5日  神戸  重なり合って出る葉   平成18年7月11日  神戸
   
幼い株              平成20年3月31日  神戸 2つに分枝して花がつく  平成22年7月5日  神戸