朱赤色の花がよく目立つ馴染み深い野生のツツジである。高さ1~4mになりよく分枝する。朱赤色の花を枝先に2~3個つける。花冠は直径4~5cmの漏斗形で5裂し上部の裂片に濃色の斑点がある。雄しべは5個、ガクは5裂する。葉は互生。春葉と夏葉の区別がある。春に出て秋に落ちる春葉は楕円形~卵状楕円形で先はとがる。基部はくさび形、両面に褐色の伏毛があり特に裏面の脈上には扁平な毛が密生する。夏から秋に出る夏葉は小形(長さ1~2cm)の倒披針形~さじ形で先はまるく両面に毛が密生する。夏葉の多くは冬を越す。 |
花 平成18年4月28日 神戸 |
花が咲く様子 平成20年5月19日 神戸 |
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ガクは短くほとんど見えない 平成20年5月19日 神戸 |
葉 平成20年5月19日 神戸 |
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白く見える夏葉と緑の春葉 平成18年4月21日 神戸 |
幹 平成18年5月24日 神戸 |
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隣で咲くヤマツツジとモチツツジ 平成17年5月3日 神戸 |
花が咲く様子 平成18年5月24日 神戸 |
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