明治10年ごろに日本へはいってきた木です。コアラが大好物の木だと頭に浮かびます。この木は大量の油を含んでいるのですがコアラは油を特別に消化できる機能をもっているということです。とはいってもユーカリノキは500種類以上もの種類があります。コアラが食べるのはそのうちの30種類ぐらいだけです。近くにある木も高さが20m以上になっているものがあります。原産地では高さが100mにもなる種類があります。風で倒れたり、寒さで弱っていることもよく見ます。神戸付近はこの木にとっては厳しい気候です。
老木になると樹皮が縦に長くひも状に薄利します。葉は互生、鎌状披針形で全縁、革質で厚く帯白色を呈しています。表裏の区別がなく油点が散在する。図鑑(原色樹木大図鑑 北隆館)では花期が6~7月となっているが12月、1月ごろに花をよく見る。花は葉腋にひとつ、ときに2~3個つける。つぼみのときキャップ状の覆っているガクが花弁とともに落ち多数の淡白黄色の多数の雄しべが目立つ花が咲く。 |
花が咲く光景 平成18年1月8日 神戸 |
つぼみ 平成15年3月13日 神戸 |
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雄しべが目立つ花 平成19年1月7日 神戸 |
蒴果 平成15年3月13日 神戸 |
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幹 平成19年1月7日 神戸 |
鎌状披針形の葉 平成19年1月7日 神戸 |
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ユーカリノキの光景 平成16年2月22日 神戸 |
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