イヌガンソク
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 イワデンダ科  コウヤワラビ属
漢字  犬雁足 種類  夏緑性シダ植物
 根茎は短くはい、ストロン(走出枝)を出さない  叢生している
養葉は大形(長さ30~100cm)の広い楕円形
 2回羽状中裂
 紙質で深緑色、両面とも無毛
胞子葉は長さ30~50cmで単羽状複葉
 葉縁は裏側に巻いて筒状になり胞子のう群をつける
胞子  胞子葉の葉縁は裏側に巻いて筒状になり胞子のう群をつける
 包膜はない
分布 北海道、本州、四国、九州  
山のやや湿り気のある道端や林縁で見る。茶色にかたくなった胞子葉はドライフラワーとしてよくつかわれる。クサソテツのことをガンソクと呼ばれていて、クサソテツと同じような胞子葉を持ち、食べられないとこから「イヌ」ガンソクと名がつけられた
広い楕円形の栄養葉   平成23年5月15日  神戸 茶褐色の胞子葉   平成21年5月4日  神戸
群落               平成20年6月7日  神戸 筒状になっている胞子葉      平成20年6月7日  神戸
光沢がない葉の表    平成23年5月15日  神戸 脈に沿って鱗片がつく葉の裏   平成23年5月15日  神戸
葉を広げてきた栄養葉と特異な胞子葉 平成21年5月4日 神戸  葉柄の下部には大きな鱗片がある 平成23年5月15日  神戸