山ぎわや野原、土手などでよく見る。古くから栽培されていた。栽培されていたものが野生化したものと考えられている。茎は直立し紫褐色の斑点がある。葉は互生する。葉は狭い長楕円形で先はとがる。葉に柄がなく、基部に黒褐色の珠芽(むかご)ができる(コオニユリは珠芽はつかない)。茎の上部に濃い黄褐色で黒紫色の班が散在する花を4〜20個つける。花は横向きまたは下向きに咲く。花被片は強くそり返る。結実せずに珠芽でふえる。昔、中国からはいってきたという。鱗形は食べられる。作物が不作のときのための救荒植物として利用されたこともある。 |
群生する様子 平成16年7月23日 東播磨 |
花 平成19年7月21日 神戸 |
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葉腋につく珠芽 平成18年8月2日 神戸 |
花穂の様子 平成16年7月23日 東播磨 |
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狭い長楕円形の葉 平成19年7月21日 神戸 |
つぼみ 平成19年7月21日 神戸 |
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