やや湿り気のある常緑林内に生える、高さ3~8mになる。枝は太くよく分枝する。樹皮は灰白色、なめらかでまるい小さな皮目がある。本年枝は緑色。葉は互生、枝先に集まってつく、若木の葉は深く3~5裂するが成木ではほとんどの葉は切れ込みがなく菱形状広卵形~広卵形である、葉の変異は大きい(カクレミノの葉の変異の様子を本ホームページの「カクレミノの葉のいろいろ」に記している。葉の縁は全縁ですこし波打ち顕著な3脈がある。質は厚く表面は厚く光沢がある。秋から冬にかけて下部の葉は黄色くなって落葉する。枝先に球形の散状花序を通常1個(2,3個の場合あり)出し淡黄緑色の小さな花をつける。花弁は5個、雄しべ5個、花柱は4~5裂する。果実は長さ約1cmの広楕円形の液果。名は葉の形を着ると身を隠すことができる蓑にたとえた。鬼や天狗がもつという想像上の蓑でかっては絵模様などに描かれよく知られていたという。 |
全景 平成17年11月20日 神戸 |
いろいろな形の葉 平成20年1月27日 神戸 |
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花の光景 平成12年8月4日 神戸 |
若い実 平成16年10月30日 神戸 |
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熟した実 平成19年12月25日 神戸 |
黄色くなった下部の葉 平成17年11月20日 神戸 |
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幼木の葉 平成17年11月20日 神戸 |
成木の葉と実 平成21年12月4日 中播磨 |
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幹 平成19年12月15日 神戸 |
老木の幹 平成20年1月5日 神戸 |
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葉の裏 平成20年12月5日 中播磨 |
つぼみ 平成15年7月19日 神戸 |
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