六甲中央部で点々と見かける。しかし、神戸の古い植物誌にはこのキツリフネは載っていない。六甲山頂にある六甲高山植物園から逸脱して増えているのでは。と思う。川沿いや湿った道沿いで見る。高さ50cm程度。全体に無毛で軟弱。葉は互生する。葉の質は薄い。長楕円形で先は鈍形、粗い鋸葉がある。華は葉の腋から出た花柄に1~5個つく。花の形と色から花が花柄に釣り下がる様子から名がついた。ツリフネソウは距をくるりと巻き込むがこのキツリフネは距を巻き込まない。なお正常花が咲く前に閉鎖花をつけることが多い。果実は細長く熟すとちょっとした刺激ではじけて種子が飛び出す。 |
群落 平成19年7月15日 神戸 |
花 平成19年7月15日 神戸 |
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全体の様子 平成20年7月5日 神戸 |
花の柄が出る様子 平成20年7月5日 神戸 |
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距は巻き込んでいない 平成19年7月15日 神戸 |
ツリフネソウの距は巻き込んでいる 平成17年10月19日 神戸 |
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長楕円形の葉 平成19年7月15日 神戸 |
葉の裏 平成19年7月1日 神戸 |
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果実 平成19年7月15日 神戸 |
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