山や野、畔などで見る。果実のように見えるが果皮が早く落ちてしまっている種子である。種子は碧色になり美しい。直径7mmぐらい。この種子を竹鉄砲の弾として使ってよく遊んだ思い出がある。葉は幅2~3mm、長さ10~20cmの線形。根生している。群生していることが多い。ジャノヒゲのじゅうたんのように見えることが多い。長い葡枝がある。華茎はやや扁平で高さ7~15cm。白色または淡紫色の花を総状につける。花被6個、おしべ6個。ひげ根の所々に紡錘形の塊ができる。この塊を乾燥させたものを麦門冬(ばくもんとう)と呼び、これを煎じて飲み、咳止め、利尿によく効くとして利用された。 |
畔を覆う群落 平成15年12月30日 神戸 |
淡紫色の花 平成17年7月16日 神戸 |
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白色の花 平成16年7月10日 神戸 |
碧色になった種子 平成17年1月10日 神戸 |
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線形の葉 平成17年1月10日 神戸 |
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