ジャノヒゲ
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 キジカクシ科 (旧ユリ科)  ジャノヒゲ属
漢字  蛇の鬚 種類  多年草
花期  7~8月  
分布  北海道、本州、四国、九州 別名  リュウノヒゲ
山や野、畔などで見る。果実のように見えるが果皮が早く落ちてしまっている種子である。種子は碧色になり美しい。直径7mmぐらい。この種子を竹鉄砲の弾として使ってよく遊んだ思い出がある。葉は幅2~3mm、長さ10~20cmの線形。根生している。群生していることが多い。ジャノヒゲのじゅうたんのように見えることが多い。長い葡枝がある。華茎はやや扁平で高さ7~15cm。白色または淡紫色の花を総状につける。花被6個、おしべ6個。ひげ根の所々に紡錘形の塊ができる。この塊を乾燥させたものを麦門冬(ばくもんとう)と呼び、これを煎じて飲み、咳止め、利尿によく効くとして利用された。
畔を覆う群落               平成15年12月30日  神戸 淡紫色の花                 平成17年7月16日  神戸
白色の花                  平成16年7月10日  神戸 碧色になった種子           平成17年1月10日  神戸
線形の葉               平成17年1月10日  神戸