サギゴケ
植物名一覧　　もくじ　　一覧　特異な白い花　ムラサキサギゴケ
科 　サギゴケ科　（旧ゴマノハグサ科） 属 　サギゴケ属 漢字 　鷺苔 種類 　多年草 茎 　根元から長い走出枝をのばして四方に広がる 葉 　根元に集まっている 　長さ4～7㎝、幅1～1.5cmの倒卵形または楕円形 　葡枝の葉は小さくて対生する 花 　花期　４～５月 　根元に葉の間から高さ１０～１５cmの花茎をのばし、白色の花をまばらにつける 　花冠は唇形で名はさ１．５～２㎝ 　上唇は２裂、下唇は３裂する 　雄しべ４個と雌しべは上唇に沿ってつく 　ガクは釣り鐘形で５裂する 果実 　蒴果 　長さ約４mmの扁球形で下半部はガクに包まれる 分布 　本州、四国、九州 　　 名前のいわれ 　花からサギソウを連想してつけられた
湿ったあぜや土手などに生える。ムラサキサギゴケの白花種である。ムラサキサギゴケもあわせてサギゴケと呼ばれることがある。平凡社の日本の野生植物や、北隆館の牧野日本植物図鑑など、多くの図鑑にムラサキサギゴケというものは載っていない。サギゴケとして載っている。そして「白花品ををサギゴケまたはサギシバとよび、紅紫品をムラサキサギゴケと呼んで区別することがある」などと記してある。 大群落　　　　　　　　　　　　平成１７年５月５日　　東播磨 花　　　　　　　　　　　　　　　　　平成１７年５月５日　　東播磨　 花がつく様子　　　　　　　　　　　平成１７年５月５日　　東播磨 根元に集まる葉　　　　　　　　　平成１７年５月５日　　東播磨