トキワハゼ
                              植物名一覧  もくじ  一覧  
                              ブログのトキワハゼがんばれ!  
 サギゴケ科 (旧ゴマノハグサ科)  サギゴケ属
漢字  常盤はぜ 種類  1年草
 高さ5~20cm
 根ぎわに集まる葉の間から伸び、直立して少数の枝を出し、高さ5~25cmになる
 萄枝は出さない
 根ぎわのものは大きくて対生する
上部のものは小さくて互生する
 長さ1~3㎝、幅0.5~1.5㎝の倒卵形
 浅い鋸歯がある
 花期 4~11月
 茎の先に総状花序をつくり、まばらに花をつける
 花冠は淡紅紫色で長さ約1cm

 
上唇は下唇の葯半分で卵形、先はわずかに2裂し、下唇は3裂する
 下唇の中央は隆起して黄色で赤褐色の斑紋がある
 ガクは鐘形で、なかば5裂し、裂片は長楕円状被針形
果実  蒴果
 扁球形でガクに包まれる
分布  日本全土  
名前のいわれ  種子はすぐ発芽し、じきに花が咲き、いつでも花が見られるので「チキワ」の名がついた
道ばたや畑などでよく見る。神戸ではこの花を1年中見る。名前は1年中花を咲かせ種が爆(は)ぜるところからついた。ムラサキサギゴケと似ているが葡枝を出さない。根生葉の間から数本の茎を出し直立する。花茎はムラサキサギゴケより長い。花の大きさはムラサキサギゴケよりかなり小さい。
群生              平成22年7月1日  神戸 花                平成21年1月25日  神戸
茎は束生し立ち上がる  平成21年4月27日  東播磨 走出枝を出さない  平成20年8月30日  神戸
花序の様子            平成24年5月4日  神戸 ガクは4裂           平成21年4月27日   東播磨
白い花         平成17年4月17日  神戸 根もとの葉         平成18年4月17日  神戸
花の様子          平成18年4月17日  神戸