冬のヤマコウバシ(クスノキ科)   
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  平成26年1月15日  神戸
近くの山を歩いていたら枯れ残ったヤマコウバシの葉が太陽に照らされて輝いて紅葉を感じる美しさだった。ヤマコウバシは秋の紅葉が終わっても枯れた葉がなかなか落ちないで。冬のこの時期も葉が残っている。枯れた葉がついたヤマコウバシがよく目立っている季節である。樹木は一般的に常緑樹から落葉樹へと進化したといわれている。厳しい寒さのところでは常緑樹の葉は寒さで痛んでしまって生育することができない。そこで寒い時期に葉を落とすことによって落葉樹は常緑樹が生えることができない寒い地方へも広がっていくことができた。ヤマコウバシは落葉するのだが冬になっても葉をなかなか葉を落とすことができない。ヤマコウバシは常緑樹から落葉樹へ変化していく過程の様子を示しているもののようだ。葉がなかなか落ちないから、「落ちない」との願いを込めて受験のお守りにも使われるヤマコウバシである。クリックすると「ヤマコウバシのページ」「ブログのヤマコウバシ」へ
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