マツ、モミ、ツガなどの針葉樹に寄生する、気根で吸着する。名はマツに寄生し果実がグミに似ているところからついたという。六甲ではではモミに寄生しているが赤松に寄生しているのを非常によく見かける。葉は倒被針形で小形で密につく。短い柄がある。全縁で革質。葉腋から短い集散花序をだし、2〜4個の深紅色の花をつける。花被(ガク)は円筒状形で長さ1.5p、先端は4裂し、裂片は一方に片寄って開き、そり返る。翌年3〜5月に液果は赤く熟しす。熟した果実が小鳥に食べられ、種子はふんとして排泄する。種子のまわりに粘液質があり、他物(木の樹皮など)に付着する。昔、この実をトリモチにして遊んだ。 |
多くのマツグミに寄生されています 平成20年8月17日 神戸 |
松の枝に違和感なく溶け込んでいる 平成20年8月17日 神戸 |
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アカマツの枝に寄生しています 平成20年8月17日 神戸 |
花が咲いています 平成20年8月17日 神戸 |
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花の様子 平成16年8月8日 神戸 |
子房が残って実になります 平成16年8月8日 神戸 |
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実が膨れている 平成22年3月29日 神戸 |
実がなる様子。 平成16年2月21日 神戸 |
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倒被針形で全縁の葉 平成22年8月18日 神戸 |
葉の裏 平成22年3月29日 神戸 |
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モミに寄生しているのも見かけます 平成16年2月21日 神戸 |
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