ミミカキグサ
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ブログのミミカキグサの花がまだ
 タヌキモ科  タヌキモ属
漢字名  耳掻草 種類  多年草の食虫植物
 地下茎が横に這う
 地下茎や葉の基部に0.6mmほどの捕虫嚢をつける
 高さ5〜15cmの花茎(地上茎)がのび花を2〜7個つける。
 地中茎の所々より線形(長さ6〜8o)の地上葉を出す。水深が深いところでは葉は出さない
 横に這う地中茎の所々より線形(長さ6〜8o)の地上葉を出す。水深が深いところでは葉は出さない
 地下茎や葉の基部に0.6mmほどの捕虫嚢をつける
 花期 8〜10月
 高さ5〜15cmの花茎を出し、長さ3oほどの黄色い花を2〜7個つける。
 
花は横向きにつき、距は後方斜め下に向く。
 明らかな花柄がある
 花後、花柄は3〜7oにのびて開出し、ガクも長さ5oぐらいにのび広がり耳かきのようになる
果実  刮ハ
 長さ3oぐらいでガクに包まれる
分布  本州、四国、九州、沖縄
名前のいわれ  花のあと大きくなったガクが、耳かきの先のような形をしているので 
 花のあとガクがおおきくなって果実を包む様子が耳かきに似ているところから名がついた。地下茎や葉の基部に0.6mmほどの捕虫嚢をつける。線状披針形の葉は地下茎から出ている。花茎は5〜15cmになり黄色の花を数個つける。花は直径3〜4mmで横向きにつく湿地性ではあるが、泥、ミズゴケ、砂などいろいろなものの上に生育することができるので、水位の変化するため池のふちにも多く生育している。
花(上唇は小さく、距は斜め下に向く )平成20年9月23日 神戸   ため池の群落    平成20年9月23日  神戸
ため池の群落    平成24年9月8日  神戸 耳かきのようになったガク  平成24年9月8日  神戸
地上に出ている線形の葉   平成22年9月17日  神戸 花の後ろ       平成20年9月23日  神戸
  咲きあがっていく花   平成20年9月23日  神戸 次々伸びだしてきている  平成17年8月14日  神戸