山野の湿ったところや道端でよく見る。人家の近いところで見ることが特に多い。ノコンギクとよく似ているが小花は冠毛が肉眼では見えないほど短いので頭花を裂いて見ると冠毛が長いノコンギクとは見分けられる。茎は上部でよく枝分かれする。葉は互生。葉は滑らかで上面にやや光沢がある。披針形、下部の葉は卵状楕円形でふちには粗い鋸歯がある。枝先に帯青紫色で径3cmほどの頭花を1個ずつつける。万葉集に「春日野に煙立つ見ゆ 少女らし 春野のうはぎ 摘みて煮らしも」とうたわれている。この若菜をよく食べていたのですね。 |
花と茎の上部の葉 平成19年10月20日 神戸 |
花 平成18年8月13日 東播磨 |
|
|
|
|
滑らかな面の葉 平成18年10月7日 神戸 |
冠毛が見えない 平成18年8月13日 東播磨 |
|
|
|
|
ツボミとふちに粗い鋸歯がある葉 平成19年9月23日 神戸 |
|
|
|
|