ススキについて
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ススキ

高原のススキ  平成12年10月22日  西播磨

 農業の機械化が進み牛の存在は薄くなってきていたころ、
手入れが悪くなりつつあったススキの原は大ピンチに見舞われた。
外国からの侵入者セイタカアワダチソウである。

 そのセイタカアワダチソウの根には植物の発芽、成長を阻害する
物質が含まれており、ススキや他の植物の成長を阻止いて独占的
なセイタカアワダチソウ群落が出現していきました。
一時ススキをほとんど見ることができない時期があったのです。
(危うし日本のススキ)

 

 神戸のある兵庫県は昔からススキの生えている野原は
多かった。それは何故だろうか。
兵庫県で有名なものに但馬牛、神戸肉などがあるが、
それは牛を大切なものとし牛とともに生活が成り
立っていたことから出ている。

 昔の家には必ず牛小屋があり、台所にはひときわ
大きな牛専用の鍋をかける場所を持つかまどがあった。
特に丹波地方では母家の中に牛の居場所があり家族
のようにあつかわれていたと聞いている。

 牛はもちろん農耕に必需であったし、子牛は数少
ない大きな現金収入源であった。つまり牛は農家に
とって欠かせない大切な生き物だったのである。
 
 その牛の一番好きな食べ物はアザミである。
次にススキが好きである。アザミは量的に少ない
ので牛の食べ物用にススキの原があったのである。
この原は他の植物よりススキが優先するために
野焼きなどの手入れが必需であった。

しかしセイタカアワダチソウの根の植物の生長を阻害する物質は
セイタカアワダチソウ自身の成長を阻害する役目を果たすようになり
セイタカアワダチソウの勢力はだんだん弱まってきました。その
ような状態の中でススキがだんだんと復活してきたのです。

 生活様式が変わり農家に牛がいなくなった現在、野焼きなど手入れ
の行われないところが多く昔のような広大なススキの原を見ることは
少なくなりましたが、日本のススキは健在だよ。とそこかしこに元気
に生えている現在です。

平成14年9月25日  西播磨
  元気なススキが原のススキ
平成14年10月5日  神戸
このようにセイタカアワダチソウに覆われススキを見かけなくなった時期がありましたね。
平成14年10月5日  神戸
 セイタカアワダチソウ群落が衰退しかけて
すすぎの姿が出てきている様子。
このページは後ほど改編、充実させる予定です。