オオイヌノフグリ
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 オオバコ科 (旧ゴマノハグサ科)  クワガタソウ属
漢字  大犬の陰嚢 種類  2年草
 長さ20〜30p、軟毛がある
 斜上して、よく分枝し横に広がる
 下部の葉は対生、上部の葉は互生
 長さ0.7〜1.8cmの卵状広楕円形で8〜16個の鋸歯がある
 柄は長さ1〜5o
 花期 3〜5月
 茎の上部の葉腋ごとに長さ1〜2pの花柄を出し瑠璃色の花を1個つける

 花柄は白い毛が生えている
 花冠は4裂し平らに開く、濃青色の縦筋がある
果実  横幅の広い倒心臓形でやや扁平、へりに長い毛がある
分布  ユーラシア・アフリカ原産  
 この花はまさに春の野を飾る素敵なコバルトブルーの宝石である。こんな素敵な花なのに名前が・・・。花冠は4裂した合弁花でふれるとポロリと落ちる。朝花が開き虫の助けをかりて受粉するが、日が傾くと花がしぼみ左右に離れていたオシベは内側に曲がり葯が直接柱頭に触れて同家受粉をする。明治17年東京上野で牧野富太郎博士によって記録された帰化植物だが今ではすっかりおなじみの身近な花だ
メシベ1本、左右にオシベが2本ある 平成24年3月30日  神戸  じゅうたん状に広がり花が咲いている 平成23年3月7日 神戸
花柄に軟毛がある          平成24年3月7日  神戸 花冠は4裂し平らに開く    平成23年2月21日 神戸
葉              平成23年2月16日  神戸 茎や葉に軟毛が生えている     平成21年2月2日  神戸
上部は互生で各葉腋から花柄が出る 平成18年4月3日 神戸 下部の葉は対生   平成17年3月17日  神戸
ガク           平成23年2月16日  神戸 葉の裏と茎の様子     平成20年2月10日 神戸
花の仕組み            平成26年2月11日  神戸 果実              平成26年3月12日  神戸